FX インジケーター

エントリーの判断にボリンジャーバンドを活用しよう

上がりそうだけど下がるかも。下がりそうだけど上がるかも。
エントリーするタイミングがわからない!
FXを始めたばかりでこんな状況の方、いませんか?
そんな時はボリンジャーバンドを参考にしてみてはいかがでしょう。
この記事ではボリンジャーバンドの特徴や使い方についてまとめました。それではどうぞ。

ボリンジャーバンドって何?

ボリンジャーバンドはトレンド系インディケータ―の一つで、標準偏差と正規分布を用いることでローソク足の終値が一定の確率で収まる範囲をバンドとして表示したものです。
文字で表現するのが難しいので図で見てみましょう。

図はドル円4時間足のチャートです。対象期間21、σ±1、σ±2、σ±3のボリンジャーバンドを表示しています。
中心線から一番内側がσ±1のバンド(赤)、真ん中がσ±2のバンド(青)、一番外側がσ±3のバンド(緑)です。
過去21本のローソク足から、それぞれのバンドの内側で終値が収まる確率は、σ±1のバンド内には約68.3%、σ±2のバンド内には約95.4%、σ±3のバンド内には約99.7%です。

ボリンジャーバンドを活用したエントリーシグナル

バンドを突き抜けたら逆張りエントリーのシグナル

ボリンジャーバンドはσ±2,3内に収まる確率が非常に高いため、バンドの外側にローソク足が触れた後、バンド内に戻ってくる確率が高いと判断できます。すなわち、逆張りでのエントリーのシグナルとなります。

図はドル円4時間足チャートを1時間ごとの動きを示したものです。一度σ+3のバンドに触れて、最終的にバンド内に戻ってきているのがわかります。バンド内に収まる確率が高いため、勝率の高いエントリーだと判断します。

バンドを突き抜けてローソク足が閉じたら逆張りエントリーのシグナル

トレードスタイルによっては常に相場をチェックしていない方、できない方もいると思います。
そんな方はバンドを突き抜けてローソク足が閉じた場合に逆張りエントリーする方法もあります。

図はドル円4時間足チャートです。σ+3のバンドを突き抜けてローソク足が閉じた時点が逆張りエントリーポイントになります。一方向に急に動いたときは反発する可能性が高いと判断します。
図はその後のトレンドが反転し、上昇しているが、本来は一時的な反発で利益をとるトレードで、大きな利益を狙うスタイルではないため、値動きを見て大きな利益を狙うときは利確の指値を常に入れることを忘れないように。

また、ボリンジャーバンドの考案者は順張りの指標としての活用を推奨していることもあり、σ±2,3を突き抜けた時は急激なトレンドの始まりの可能性もある。その場合の逆張りエントリーは大きな損失となってしまうため、損切判断の設定もお忘れなく。

まとめ

・ボリンジャーバンドで反発ポイントを確率で判断
・一方向に動きすぎたところでエントリーし、反発を狙う逆張りトレードに活用

 

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