✓移動平均線でトレンドを判断し、トレンドに乗るだけで勝てるの?
ドル円の過去チャートで検証しました。
前回の検証では移動平均線でのトレンド判断が遅かったため、決済条件を変更し、再検討します。
それでは以下の記事をどうぞ。
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FX検証記事:移動平均線でトレンド順張りトレード【ドル円】
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FX検証記事:移動平均線でトレンド順張りトレード【ユーロ円】
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移動平均線を使って順張りトレードで勝てるのか検証してみた
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FXテクニカル記事:移動平均線の見方、活用手法を解説
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今回のコンセプト:ゴールデンクロス・デッドクロスをシグナルにしてトレンドを判断
ゴールデンクロス・デッドクロスをトレンド開始のシグナルと判断し、トレンドに乗ってトレードすることで勝てるのかを検証します。
検証条件
①エントリーと決済(改)
・使用インディケーター
単純移動平均線(SMA) 期間:短期21、中期75、長期200
・エントリー条件
ロングエントリー:短期が中期or長期の上にある方とゴールデンクロス + ローソク足が短期より上にある時
ショートエントリー:短期が中期or長期の下にある方とデッドクロス + ローソク足が短期より下にある時
・決済条件
ローソク足が短期を突き抜けて閉じた時
②使用通貨と相場期間
・使用通貨:アメリカドル円
・対象期間:2019年1月1日~12月31日
・時間足:4時間足
検証結果
・エントリー回数:19回(改善前から▲1回)
・合計損益pips:▲101pips(改善前から+682pips)
・勝率:31.6%(改善前から+11.6ポイント)
・最大益pips:81pips(改善前から▲47pips) 平均益pips:34.7pips(改善前から▲31.1pips)
・最大損pips:▲53pips(改善前から+168pips) 平均損pips:▲23.8pips(改善前から+50.3pips)
結果は勝てませんでしたが、損失の縮小には成功しました。
決済判断が早まることで利確、損切の幅が縮小しました。
特に損切の判断が早くなったことが損失の縮小に寄与しました。
トレード詳細についてみてみましょう。
検証結果詳細
改善前と比較して利益を増やしたパターン(例①)、利益を減らしたパターン(例②)、損失を減らしたパターン(例③)をみてみましょう。損失を増やしたパターンはありませんでした。
例①:利益増加パターン
以前の決済条件だとトレンド転換後に決済となったが、条件を変更したことでトレンド転換前に決済でき、利確となった。
例③:損失を減らしたパターン
上昇トレンドとみて買いエントリーしたが、実際はほぼ天井ですぐに下落トレンドとなってしまった。
以前の決済条件では大きな下落に即座に対応できなかったが、条件を変更することで下落に対し早く反応することができ、損失を縮小することができた。
まとめ
・決済条件を変更することで取引pips幅は縮小
・トレンド転換への反応が改善
・エントリー条件の反応の遅さは課題
いかがでしたか?
ユーロ円での検証もまとめた記事もありますので、読んでみてくださいね。
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FX検証記事:移動平均線でトレンド順張りトレード【まとめ】
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